2010-01-01から1年間の記事一覧

1Q84

1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 70人 クリック: 2,113回この商品を含むブログ (680件) を見る book3を発売初日に買ってページをめくると、book1とbook2の内容を結構忘れて…

アリス・イン・ワンダーランド

予想どおりティム・バートンらしい映画だった。大げさでどこかチープで、ちょっとグロい。

スラムドッグ$ミリオネア

DVD

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/10/23メディア: DVD購入: 6人 クリック: 188回この商品を含むブログ (329件) を見る スラム育ちでお茶汲み係の少年が出題されたクイズをことごとく解いていく理由がすべて…

井上ひさし死去

新釈 遠野物語 (新潮文庫)作者: 井上ひさし出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1980/10/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (22件) を見る 傑作である。

ボトルネック

ボトルネック (新潮文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/09/29メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 120回この商品を含むブログ (156件) を見る 米澤穂信。まったく知らない名前だったけれど、文庫の帯(「このミステリーがすごい!2010年…

フラガール

TV

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」に続く、矢口史靖監督第3弾。と言いたくなるような映画だが、もちろん矢口作品ではなく、監督は李相日。 行ったことないけどもしもハワイに行ったとすれば、一晩くらいはフラダンスショーを見ながら晩飯を食っ…

CM

TV

最近、というよりちょっと前になるが、好きなCMは、どこかのネット証券のCM(だったはずだが、社名も覚えていないということはCMとして失敗してるのかもしれない)で、ライブ会場のステージでヴォーカルの男が「お前たちは知ってる。お金より大切なも…

シルク・ドゥ・ソレイユ

art

ダイハツコルテオ福岡公演の最終日、最終公演を観た。チケット売り出しから相当経ち残り枚数がわずかになった時点で、5人分のチケットがバラバラの席でなくひとまとまりで買えたのは奇跡に近いと思う。急にガンでも見つかって、闘病する間もなくすぐに死ん…

車谷長吉

朝日新聞土曜版beで「悩みのるつぼ」の回答者である車谷長吉の作品を読んだことはない。名前がジジ臭いのが理由の一つである。 が、「悩みのるつぼ」における氏の回答は面白い。氏の回答は質問者が欲するような回答になっておらず、ひと言でいえば実もフタも…

五十嵐大介

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/07/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 122回この商品を含むブログ (191件) を見る 魔女 第1集 (IKKI COMICS)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/04…

大西洋クロマグロの国際取引禁止提案

いわゆる「モナコ提案」は否決されたけど、クロマグロが食べれなくなったって別に僕は困らない。クジラが食べれなくなっても困らない(もう何年も食べてないけど)。たかが食べ物じゃないか。ほかに美味しいものはなんぼでもある。 そもそも、モナコの主張(…

ドラマ「火の魚」

TV

平成21年度文化庁芸術祭の大賞受賞作である。 NHK広島のホームページにある「あらすじ」によると、テーマは「命の輝き」である。それはそれで間違いはないというか、たしかにそうなのだろうけれど、僕の感じたテーマは「老人の恋」である。 折見がガンである…

高校無償化

12日朝日新聞1面の見出しは「朝鮮学校は除外方針」であるが、文科省の考えはどうやら「朝鮮学校は『高校』には該当しない(つまり「非該当」とか「非適用」)」ということのように読める。 「除外」と「非該当」は結果は同じでも、考え方は真逆である。「除…

飲み会

新年会とは名ばかりの、遅めというより、はっきり言えば時季はずれの飲み会が2月に二つあり、3月は送別会やら懇親会やらで少なくとも四つの飲み会がある。都合、六つの飲み会のうちすでに三つは消化したものの、あいかわらず飲み会が苦手であることを痛感…

第142回直木賞

オール讀物 2010年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/02/22メディア: 雑誌 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 受賞作『廃墟に乞う』と『ほかならぬ人へ』が掲載された「オール読物」3月号を買った。960円。表紙のデザ…

『Y』

文庫の78ページにこういう文章がある。「情報を伏せること、じらして先を読ませること、そういった意図じたいが小説ふうの印象を与える」。これは、登場人物である北川健が主人公秋間に渡した「物語」に対する秋間の感想だけど、この『Y』という作品自体が…

Y (ハルキ文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2001/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (32件) を見る 保存する前に間違って記事を消してしまった。 書き直す気力はないので、すごく面白かったとだけ言…

皿洗いと洗濯

いつもそうだというわけじゃないけど、自分が使った食器を洗い桶に入れるとき、蛇口から出る流水で油とか食べかすを軽く落とす。服を脱ぐときは袖がひっくり返らないようにして洗濯かごに放り込む。油べっとりの皿をそのまま桶に入れるとあとで洗うときに桶…

セヴンティーン

性的人間 (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/04/29メディア: 文庫 クリック: 55回この商品を含むブログ (43件) を見る ゆうに20年以上前に買った文庫はこの写真とは違うデザインだけど、中身はもちろん同じはず。『セヴンティ…

人生のちょっとした煩い

人生のちょっとした煩い (文春文庫)作者: グレイスペイリー,Grace Paley,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/06/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (31件) を見る 村上春樹の翻訳本はなぜあんなにも面白くないのだ…

花粉症と発情

犬を飼っている。ここ数日、外に出すと吠えるので困っている。仕方なく玄関に入れると、今度はすごい臭いがする。年に数回しか洗ってやらないので臭いのは当たり前だが、外で飼ってるときは気づかなかった。ホームレスもきっと同じ臭いがするだろう。 ほぼ同…

戦場でワルツを

先週金曜日、お昼ご飯を食べたあと観たら途中で眠くなった。白っぽい画像の上にある白字の字幕が読めないことが多くて、それも眠くなった原因。 『おくりびと』とアカデミー外国語映画賞を競ったらしいけど、『おくりびと』のほうが面白いと思う、贔屓目なし…

上村愛子4位

モーグルとかスノーボードって、競技というより遊びの延長っぽい。それが悪いってんじゃないけど、スケートみたいにストイックさもなけりゃ人生賭けてる感もないので、仮にメダル穫ったって見てるこっちは重みが違うような気分になるだろう。

中原中也賞

新聞の文化欄に「箱入り少女(エレベーターガール)」っていう詩が載ってた。詩って苦手、というかさっぱり分からない世界なのだが、「箱入り少女」と書いて「エレベーターガール」と読ませるタイトルがなんかいい感じだったので読んでみたら、やっぱり訳わ…

第50回きさらぎ賞

1着ネオヴァンドーム、2着レーヴドリアン。 馬連2−11で1,300円。馬単2−11で3,860円。 なぜ買わなかったんだ、俺。

バンクーバーオリンピック

「日の丸」とか「ニッポン」とか、選手にはそんなもの気にせずに楽しんでもらいたいと思う。表彰台に登らず入賞もせず、オリンピックに出ることが目標で、その目標が叶っただけで満足、楽しい、って選手がいたっていい。 でも、国母はいかん。サングラス、腰…

シンクロニシティ2

お茶はお店で買うもので、家で淹れるものじゃないと思っていた若いお母さんの話と、手料理を作ってもらえない女子高生が母親に冷凍食品で作った「仕返し弁当」を贈ったという話を家人から聞かされた。今日の朝日新聞に載ってたらしい。 僕が『日本の論点2010…

沖で待つ

沖で待つ (文春文庫)作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (58件) を見る タイトルから想起させられたフレーズは、「沖雅也が涅槃で待つ」。 絲山秋子を読むのは初めてだけど…

スジナシ

TV

そういう番組があるのは知っていた(ほぼ日刊イトイ新聞で糸井重里が誰か女優さんと対談したときに話題にしてた)が、観たのは初めて。本番は面白くないけど、そのあとの反省会みたいなのが面白い。 鶴瓶が出てたテレビで、昔「パペポTV」というのがあったけ…

立松和平死去。

作品はひとつも読んだことはないけれど、映画『遠雷』はよかった。