2019-01-01から1年間の記事一覧

劇場

永田と青山のメール(LINEだったっけか)での論争というか口ゲンカが面白かったところだが、これは「人間」の永山(だったっけか)と影山(だったっけか)のTwitter(だったっけか)での論争というかやはり口ゲンカが面白かったのといっしょで、ワンパターン…

冬の狩人

大沢在昌の連載新聞小説。 大沢作品は二つか三つしか読んでないはずなのに、もう飽きてしまった。クールとかドライさを期待していると、ちょっとベタベタした感触がする。それが大沢作品の味なのかもしれないが、今はもういいかな、という感じ。

しんせかい

読みやすい文章で、内容もそれなりに面白かったが、逆に読みにくい文章、というか味付けの濃い文章が読みたくなって、その渇望にぴったりというわけではないが、太宰治の文庫本、それは何十年も前に買ったもので、黄ばんでしまって、当時の文庫がみなそうだ…

流人道中記

このあいだまで読売新聞で連載していた浅田次郎の作品。 これまで浅田次郎作品はほとんど読んだことがなく、「鉄道員」が売れていても、どうせ人情話の、よくいう「泣ける話」なんだと思って読まなかった。 今回の「流人道中記」、これもまた人情話の時代劇…

アリータ バトル・エンジェル

単純に楽しめる映画でした。 ストーリーは単純だけど、逆に単純だからこそ分かりやすいと言えるし、メリハリもつけやすい。 どんな風に画面を作っているかはわからないけれど、さすがジェームズ・キャメロンといったところです(「アバター」のときの衝撃は…

ひこばえ

朝日新聞で連載していた重松清の小説が終わった。これまで、重松清の作品を読んだことがなかったのに、重松清の作品がなぜか嫌いだった。読んだことがないのに、である。おそらく、書評やら、文庫の裏表紙に書かれた概略やらを読んで、なんとなく合わないな…

あひる

ひと月くらい前に読んだのに、珍しくストーリーを(かなりおぼろげにしろ)覚えているのは、面白かったのか、分かりよかったのか。

奇譚を売る店

何年か前、赤旗に連載していた「新・二都物語」はとても面白かった。

ワカタケル

日経新聞で連載していた池澤夏樹の小説は、存外に面白かった。

キャプテンサンダーボルト

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レディ・ジョーカー

レディ・ジョーカー 上 (新潮文庫) 作者: 高村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/03/29 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 43回 この商品を含むブログ (87件) を見る レディ・ジョーカー 中 (新潮文庫) 作者: 高村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売…

宮迫・亮の会見

会見の全部を見たわけではなくて、ニュースで見ただけだけど、亮っていい子だなあと思ったのでした。

長澤まさみ・上野樹里・榮倉奈々

誰が誰かよく分からなくなる3人。

友だちのうちはどこ?

ジャンル的には「面白い映画」というより「いい映画」であり、感想は「まあ、いい映画だね」である。 友だちのうちはどこ? [DVD] 出版社/メーカー: パイオニアLDC 発売日: 2001/09/21 メディア: DVD クリック: 75回 この商品を含むブログ (48件) を見る

焼肉ドラゴン

面白くはあったが、「これ観てなかったら後悔してた」と思うほどのこともなく、つまりは「時間潰し」以上「感動」未満。父親役は良かったと思う。 焼肉ドラゴン [DVD] 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2018/12/07 メディア: DVD この商品を含…

未来のミライ

たまたまの失敗作なのか、それとも細田守の才能が枯渇してしまったのか、次作が正念場になる。

田口淳之介土下座

いったい誰に向けて土下座したのだろう。 そんな姿を見て喜ぶ人間に見せる必要も意味もないのに。

箱庭図書館

6作品の短編集。 「コンビニ日和!」と「青春絶縁体」がなかなか良いが、「ホワイト・ステップ」が格別に良い。ちょっと泣けたってのもあるけど、ストーリー展開が短編らしい鮮やかさだった。

カササギ殺人事件

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫) 作者: アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/09/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る カササギ殺人事件 下 (創元推理文庫) 作者: アンソニー・ホロヴィッツ …

天声人語

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泣けるのは、 「ありがとうLINEではなく電話する母から届いた荷物眺めて」 いいなと思ったのは、 「朝起きるただそれだけではしゃぐ犬私はいつから変わったのだろう」

QJKJQ

「鳩ポン」とか「日本住宅売買新報」とかあたりはちょうどいいのに、「アカデミー」まで行っちゃうと、現実から離れすぎて、もうSFの世界。

あなたが消えた夜に

文庫の帯に「圧倒的、人間ドラマ」とある。こういう意味だろう。「くどいし、ミステリーじゃないじゃん」 これを映画とかテレビドラマにしたら、中島と小橋のやりとりはそのままで、モノローグ的なところ(くどいところ)はバッサリ切って、ストーリーは一見…