ボルト五輪100m3連覇

もう、体が日本人とは違うのだからしょうがない。196センチというのは100mでは大きすぎという気がしてたけど、やっぱり大きいことはいいことだ。

ピークを過ぎたであろうボルトに、ピークであってさえ届かないであろうと思われる日本人ランナー。努力で到達できる場所には限界があると、素直に認めようではありませんか。

イチロー大リーグ通算3000本安打にまつわるコメント

まずは日米通算4256本安打記録を抜かれた際に物議を醸すコメントを残したピート・ローズ。「本塁打者でない選手が達成したのは素晴らしいこと」。ホームランバッターの打率は低いと考える人が多い中、このコメントをどう解釈すればいいのか悩む。

次にカル・リプケン。「驚異的なスピードで一塁に達する」。足で稼いだ安打とはっきり言わない。

また、「オールスターゲームで開催される本塁打競争に出れば優勝するはず」とも言っている。イチローに関して、同じコメントをこれまで何人もの選手が言っている。大リーガーのリップサービスを日本の新聞社が毎度毎度記事にしてるのかと思ってきたが、何度も聞くと、もしかしてホントにそうなのか、という気がしてくる。

最後にイチロー本人のコメント。「今後は?」と問うインタビュアーに対し、「4000しかない」と答えている。謙虚な返事をしがちな日本人っぽさがなく、大口叩くのがいっそ清々しい。

いじめ自殺

高一の娘が自殺して、県と同級生に対して慰謝料と損害賠償を求める裁判が提起された。遺族は、「再発防止に努めてほしい」とコメントを発表した。いじめ自殺裁判におけるいつものパターンである。そのコメントがウソだと言う気はないが、もっと本音で喋ったらいいのにと思う。

娘が死んで、私は悲しい、悔しい、苦しい。なんで助けてあげられなかったのか、後悔している。娘が生き返るならお金なんて1円もいらない。でも、そんな奇跡は起こらない。せめて、娘の自殺に責任のある人間に罰を与えたい。それで気が晴れるわけなどないけれど、娘が死んだだけで終わり、責任のある人間が何事もなく暮らしていくのは耐えられない。だから裁判を起こしました。

と、コメントしてくれたなら、僕は遺族に対して、素直に共感すると思う。