W杯敗退

日本時間深夜の試合を観るほどサッカーが好きなわけではないので、翌朝(正確には当日朝か)のテレビで結果(決勝T1回戦ベルギーに2対3で負け)を見た。朝刊に間に合う時間じゃなかったので、新聞に載ったのは翌翌日。つまり今日。

後半7分で2対0で勝っている試合を負けますか?というのが、日本国民9割9分の感想だろう。

ちゃんと観てないクセに言わせてもらうと、柴崎と乾のおかげで、今回のW杯はなんとかそれなりの結果を残したと思う。

しかし、優勝は遠い。

出でよ、天才!

W杯で日本が優勝するには、メッシ、ロナウドネイマールを超える天才が必要なのだろう。

 

西野監督の勇気

専門家も時間稼ぎ戦術に賛否 「見苦しくつまらない試合」「目的に向け仕方がない」 ロシアW杯(産経新聞https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000588-san-socc

 

攻める戦い方と守る戦い方と、どちらが決勝トーナメントに進む可能性が高かったのか、それは誰にも分からないけれど、西野監督は後者の方が確率が高いと判断したのだろう。

ただ、その作戦が失敗し(セネガルが1点取ってコロンビアと引き分け)たとき、「自力で決勝トーナメントに行ける可能性を自ら放棄した愚か者」の烙印を捺されるのが明らかすぎて、そっちが可能性が高いと考えたとしても、誰も(西野監督以外は)その作戦を採用する者はいないだろう。

そういう意味で、西野監督の勇気はすばらしい。その作戦がすばらしかったとは思わないけれど、その勇気は称えたい。


 

二十何年かぶり

昔よく一緒に遊んだ同僚と、二十何年かぶりに会議で会って、空き時間とか会議の後の懇親会でいっぱい話をして懐かしかったりしたのだが、懇親会が終わったら家とかホテルとか、それぞれの帰る場所に帰っていった。

二人だけで二次会やろうかとか、考えないでもないけど、面倒だった。たぶん、お互いに。

シェイプ オブ ウォーター

 

 

人魚姫の男と女を逆にするアイデアから連想していけば、こういうストーリーになるのだろうけれど、それで面白い映画ができるとは到底思えない。しかも、男の方はグロい半魚人で、女の方はちょっと年増である。なのに面白い映画になったのはなぜなんだろう。

まず思ったのは、画が魅力的だということ。設定としては1950年代あたりのアメリカなんだけど、近未来的な雰囲気もあり、登場している車やらなんやらデザインがカッコいい。モノだけでなく、画面のアングルとかもしっかり計算されていて、絵になっている。

主人公が年増なのも、考えようによっては成功である。おじさんたちからしたら十分若いおねえちゃんなので、アイドル映画なんぞ見たくない世代には丁度いいんである。

脇役もしっかり働いている。指を食いちぎられた悪役は脇役というより助演男優賞クラスの重要ポジションだし、イライザの同僚の黒人女性は頼れるおばちゃんを好演していた。ソ連のスパイや絵描きのおじいちゃん(イライザとの関係がもひとつ分からなかったけれど)もイイ味だしてました。

そんなこんなで面白い映画になっていますが、これはやっぱり、題材より演出、つまり、何を撮るかじゃなくて、どう撮るかの方が大事だということなんだな。

 

 

女子高生と武将

たまたまYahoo!の中でみつけたコメディ動画「女子高生と武将」が面白い。

小西はるのハスッパさがかわゆい。信長と秀吉もとてもいい味を出している。

ぜひご覧いただきたいと思う。

杳子

 

杳子・妻隠(新潮文庫)

杳子・妻隠(新潮文庫)

 

 

きのうは1ページ目で眠くなった。缶ビールを2本飲んでたので仕方ないと思ったが、今日は3ページ目で挫折しそうになり、それでも頑張ったけれど、4ページ目で諦めた。

芥川賞を受賞したこの作品を、僕は理解できないより前に読み通すことすらできない。

自分に面白くないものを我慢して最後まで読んでも、たぶん得るものは何もない。それでも、自分の「読む力」がそんなものと思いたくないばかりに、これまでは無理して読むこともあった。

「そんなもの」でしかないことを認めよう。その方が楽、というより、そっからどうするかが大事、というより、ただ、「そんなもの」なんだから。

 

流 (講談社文庫)

流 (講談社文庫)

 

 

この小説には、青春があり、暴力があり、友情があり、憎しみがあり、謎があり、愛がある。

こんだけ盛りに盛ったらふつうウンザリしそうなものだが、飽きることなく最後まで読み通すことができました。

★★★★☆

斎藤佑樹

日本ハム斎藤佑樹、大炎上で4回KO また四球連発で8安打6四球7失点(Full-Count) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00137198-fullcount-base

もう諦めよう。

斎藤佑樹が活躍する姿を見れるなんて、期待することをやめよう。

いつか、そのうち、たまには。なんでもいいから勝利投手になれるなんて、ありえないとはっきり認めよう。

こんなに勝てないのに愛される選手はいなかった。でも、もう終わりにしましょう。

栗山監督。斎藤に引導を渡してください。お願いします。