松本直晃

設定を間違って録画していたソフトバンク対西武戦を、調べたら試合結果は分かるのに、そのまま夜、漫然と見始めた。そしたら、松本直晃という、名前も知らないピッチャーがリリーフで出てきた。

今年ドラフト10位で入団の25歳、初登板らしい。0対2で負けてる三回裏ワンナウト1、2塁。ここで打たれたら、もう一軍で投げることはないかもしれない。がんばってほしい。

でも、打たれた。それが彼の実力なのか、運なのか。もう一度彼を見ることはあるのだろうか。

言の葉の庭

 

劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

 

 

新海誠監督の『君の名は。』が好評だと聞き予告編を見るが、それほど面白そうには思えなくて、同じ監督の『言の葉の庭』をGyaoで見てみた。

風景描写の幾つかは実写かと思うほどの精巧さに驚かされつつも、決定的によろしくないのはキャラクターである。人物が絵的に魅力がない。動きもぎこちない。デフォルメのない割とリアルな画にしたかったのだと推測するが、デフォルメのない画であっても魅力的な画は描けるはずであって、これだったらマンガチックな絵柄の方がよっぽどマシである。

と、書いてて思ったのは、『惡の華』のキャラである。あれくらいのキャラ(絵的にも動きにしても)を『言の葉の庭』に出してたら(出せてたら)、もう少し点数をあげたのに。

ちなみにストーリーは、陳腐とまでは言わないが、目あたらしさは全然ない。

ということで、今後、『君の名は。』を見ることはないだろう。

渡部愛

NHK将棋講座のアシスタント渡部愛初段が妙に可愛い。

最初は歯並びの悪い(かどうかは分からないが、悪そうなイメージがある)変なコだと思ってたら、見慣れてくるとなぜか可愛く見えてきたので驚いている。

ただ、可愛く見えるのは髪を後ろで束ねたときのことで、オカッパ?みたいな髪型のときはちょっとキモい。

『春に散る』

沢木耕太郎朝日新聞連載小説が終わった。まあまあ面白かった。

老人たちが一つの家に住むまではちょっとセンチメンタルな小説かと思い、将吾が出てきてスポーツものかと思い、加奈子に特殊能力があると分かってオカルトチックに変わるかと思い、つまりはこの小説が一貫してなかった印象。

ボルト五輪100m3連覇

もう、体が日本人とは違うのだからしょうがない。196センチというのは100mでは大きすぎという気がしてたけど、やっぱり大きいことはいいことだ。

ピークを過ぎたであろうボルトに、ピークであってさえ届かないであろうと思われる日本人ランナー。努力で到達できる場所には限界があると、素直に認めようではありませんか。

シン・ゴジラ

娘が観たいというので久しぶりに映画館で映画を観る。

これまでゴジラ映画を観たことはないが、おそらくこれまでのゴジラ映画とは趣の異なる『シン・ゴジラ』は、面白かった。特に、縦割り行政を描いた前半部分は笑えた。

イチロー大リーグ通算3000本安打にまつわるコメント

まずは日米通算4256本安打記録を抜かれた際に物議を醸すコメントを残したピート・ローズ。「本塁打者でない選手が達成したのは素晴らしいこと」。ホームランバッターの打率は低いと考える人が多い中、このコメントをどう解釈すればいいのか悩む。

次にカル・リプケン。「驚異的なスピードで一塁に達する」。足で稼いだ安打とはっきり言わない。

また、「オールスターゲームで開催される本塁打競争に出れば優勝するはず」とも言っている。イチローに関して、同じコメントをこれまで何人もの選手が言っている。大リーガーのリップサービスを日本の新聞社が毎度毎度記事にしてるのかと思ってきたが、何度も聞くと、もしかしてホントにそうなのか、という気がしてくる。

最後にイチロー本人のコメント。「今後は?」と問うインタビュアーに対し、「4000しかない」と答えている。謙虚な返事をしがちな日本人っぽさがなく、大口叩くのがいっそ清々しい。