TVドラマに「次回予告」は要らない。

たとえば、主人公が絶体絶命の危機におちいって、さあどうなる、ってところでその回が終わって、すぐに次回予告が始まったりする。そして、予告の中で主人公がフツーに出てきたりすると、どうやって危機を脱出したのかは分からないけど、危機は脱したんだなとわかってしまう。

ドラマを作る方は「どうやって危機を脱したか」を見せないんだからいいと思っているのかしらないけれど、見る方としては、危機を脱するのが分かっていたら、「どうやって」の部分に対する興味がかなりの割合で落ちてしまう。

なので、予告がいきなり始まると、「ああ、見ちゃダメだ。お楽しみは来週にとっとくのだ。ガマン、ガマン」と目を背けたりしている。