砂の本

砂の本 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)

砂の本 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)


幻想文学と呼ぶべきなのだろう。
「会議」はカフカを連想させる。「城」だったか「審判」だったか、どちらかに似ている。どちらを読んだのか覚えていないし、ストーリーも全く覚えていないし、最後まで読まなかったのだけど、なんか似ている、気がする。
「砂の本」は最後まで読んだし、併録の「汚辱の世界史」も読んだ。その中に「忠臣蔵」が出てきたのには驚いた。ボルヘスが勉強家なのか、「忠臣蔵」が世界標準で面白いのか、どっちなんだろう。