砂の本
- 作者: ホルへ・ルイス・ボルヘス,篠田一士
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/28
- メディア: 文庫
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幻想文学と呼ぶべきなのだろう。
「会議」はカフカを連想させる。「城」だったか「審判」だったか、どちらかに似ている。どちらを読んだのか覚えていないし、ストーリーも全く覚えていないし、最後まで読まなかったのだけど、なんか似ている、気がする。
「砂の本」は最後まで読んだし、併録の「汚辱の世界史」も読んだ。その中に「忠臣蔵」が出てきたのには驚いた。ボルヘスが勉強家なのか、「忠臣蔵」が世界標準で面白いのか、どっちなんだろう。