炎上する君

 

 

短編集は短編を一個ずつ読めるから楽チンといつも思うのだが、最後まで読んだときには最初の方は忘れていて虚しくなる。

トランプ アメリカ大統領に

[2月6日]

入力したつもりの文章が消えていたので、思い出して書き直し。

トランプ氏が大統領になるのは、子どもの頃、台風が来たときに、大人たちは大変なのに子どもたちはワクワクしていたのに似ている、って、書いたんだけど、今となっては、ワクワク感がなくなって、困った感だけ残っている。

ヘイトフル・エイト

 

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タランティーノは『トゥルー・ロマンス』以外は観ているが、今回は失敗作だろう。

スポットライト 世紀のスクープ

 

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面白いっちゃあ面白いんだけど、これがフィクションなら、取材する記者たちが脅迫されたり殺されそうになったり、ハラハラドキドキなストーリーにきっとなったはず。

白いしるし

 

 

白いしるし (新潮文庫)

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飛行機の中で読む本を空港の売店で探したら、西加奈子の文庫があったので買った「白いしるし」。

間島昭史や瀬田みたいな人間は、世の中のどこかにいるかもしれないけれど、私のような人間が関わるようなことはなかろう、つまりは、平凡な人間である私は平凡な人生を歩んでいるわけだけど、相手が間島や瀬田ではなくとも、夏目や塚本美登里みたいに、溺れるように異性を好きになることは誰にでもあって、溺れてもなんとかまだやり直せそうな三十代女子が読んだら「うん。わかるわかる」とか言いながら、涙を流して読むのかもしれないが、溺れたら死ぬ、というより溺れる機会がなくなった私のような年寄りにとっては、少しばかりの懐かしさと羨ましさを覚えるだけである。

アルゴ

アカデミー作品賞はだいたい観るようにしてるけど、これは観てなくて、なぜかというと結末が分かってるから観る気にならなかったのだけど、観てみたら、結末が分かっててもスリリングでありました。

ベン・アフレックといえば、マット・デイモンと作った「グッド・ウィル・ハンティング」は傑作だったけど、今作を監督したのを知って、あれがまぐれじゃなかったと分かった。