君の膵臓を食べたい

基本的には、「泣ける映画」はなるべく観ないようにしているのだが、なぜかミステリー要素のある映画だと思い違いをしていたことと、主演が浜辺美波だったことから、レンタルしてみた。

そしたらミステリー仕立てなどではなく、やっぱり泣かされてしまった。号泣である。通称「仲良しくん」が、桜良の家で桜良のお母さんに、「もう泣いていいですか?」と言って号泣するシーンで、私は「仲良しくん」以上に号泣してしまった。

ほんと、歳をとったら涙腺の緩みかたはハンパない。先日、録り溜めていた「チア☆ダン」の第2話、委員長が8人目の部員に立候補した場面で、嘲笑する生徒に対して若葉が、「人が好きなことするの、笑わんといて」と気っ風を切るとこで、やはり号泣してしまったくらいである。

といったことはさておき、浜辺美波はもう滅茶苦茶かわいかった。これも歳をとったせいなのだろうが、若いコがかわいくてたまらない。

浜辺美波を知ったのは、NHKラジオ第2の「ボキャブライダー」という英語の教育番組である。ラジオだからもちろん画はないのだけど、声だけ聴いていても無茶苦茶かわいく思えた。こういうケースではふつう、本人は画像で見ないほうがいいと決まっているが、ついついネットで検索したら見た目もかわいいので、今回、「君膵」を借りたというわけである。

そしたら浜辺美波はやっぱりかわいかった。かわいすぎた。そしてしばし、大人のどす黒い性愛でなく、純愛というものを信じたくなった。たぶん、そういうのって一時の気の迷いみたいなものではあるのだけど。