ブンミおじさんの森

 

ブンミおじさんの森 スペシャル・エディション [DVD]

ブンミおじさんの森 スペシャル・エディション [DVD]

 

 

ハリウッド映画じゃなく渋めの映画が観たい気分だったので、カンヌ映画祭パルムドールの「ブンミおじさんの森」を借りてきた。

最初はいかにもカンヌが好きそうな(というのは私の勝手な思い込みかもしれないが)、非西欧地域に残るプリミティブな文化の中で暮らす現代人の苦悩、みたいな映画だろうと思っていたら、すぐに幽霊が出てきて、猿人間も出てくる。ただ、ここからホラーやSF映画に変わるのではなく、幽霊も猿人間も当たり前の存在として話は淡々と進む。

と書いてきたものの、この映画、どこに面白さを感じたらいいのかわからないまま終わる。最後はドッペルゲンガーが登場するが、なぜここでそんなものを出す?ここからどうなるの?と思ったら終わる。

なにがなんだか分からないところでなんか雰囲気あるとカンヌで賞がとれるのかもしれない。