杳子

 

杳子・妻隠(新潮文庫)

杳子・妻隠(新潮文庫)

 

 

きのうは1ページ目で眠くなった。缶ビールを2本飲んでたので仕方ないと思ったが、今日は3ページ目で挫折しそうになり、それでも頑張ったけれど、4ページ目で諦めた。

芥川賞を受賞したこの作品を、僕は理解できないより前に読み通すことすらできない。

自分に面白くないものを我慢して最後まで読んでも、たぶん得るものは何もない。それでも、自分の「読む力」がそんなものと思いたくないばかりに、これまでは無理して読むこともあった。

「そんなもの」でしかないことを認めよう。その方が楽、というより、そっからどうするかが大事、というより、ただ、「そんなもの」なんだから。