11人いる!

ウィキペディアで調べると、「11人いる!」は1975年に「別冊少女コミック」に連載されたとある。僕が読んだのはそれから数年後のことで、たしか文庫サイズのコミック本だった。その本はボクにとって宝物と言っていいくらいだったのだけど、たかがマンガ本くらいにしか思っていない母が人(たぶんボクの甥っ子)にあげてしまった。

そして、30年以上も前に読んだその作品を、無性に読みかえしたくなって、TSUTAYAで注文した。

やっぱり傑作だった。

昔感動した本を読み返しても、当時の感動の何分の1しか同じ気持ちになれないことがフツーなのに、「11人いる!」は半分くらいは感動の目盛りが振れた。(「半分かよっ?!」ってツッコミは要らない。)