ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

 

 イーサンがレコードでIMFからのメッセージを聞こうとしたら、それはシンジケートからのメッセージにすり替えられていたわけだが、私は間違って、IMF(これも最初は国際通貨基金のことかと勘違いしてしまった)が本当はシンジケートだったという話かと思い込んでしまった。それで、それからのストーリーがいまいち分からなくなって、CIAのほかにMI6が出てきて、外人の顔はどれも同じに見える私(というのは言い過ぎというか言い訳過ぎなのだが)には、「この人、誰だっけ?」となったりして、あとでネットであらすじを調べてやっとストーリー(それはとても単純なものだった)が分かった。

まあ、アクションとサスペンスを楽しむ映画なので、ストーリーはどうでもいいっちゃいいんだけど、最近はCGのおかげでお金さえかければどんなシーンだって撮れるのだろうから、少々のことでは観客も満足できない世の中で、この手の映画を作るのは大変だろうなと思ってしまいます。飛行機にしがみつくシーンは迫力あるけれど、わたし的には前作の、ビルの壁面を上ったり下りたりするシーンの方が好きだなあ。

あ、あと、Hなシーンがない(キスシーンすらない)のは好ましいです。たぶん、家族連れでも安心して観れるようにと、興業的なプラスマイナスを考えてのことでしょうけど。