読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

赤目四十八瀧心中未遂

book

 

赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂

 「併し」という言葉がやたら出てくる。カギカッコで囲んだ名詞にも“。”が付く(例えば、「私。」とか)。最初は違和感があるけれど、慣れればどうということもない。
中流の生活(人生)を目指す人間を嫌悪する「私。」(主人公)はカッコイイけれど、中流を目指して生きてきた「私」(自分)は困ってしまう。「上流」なんてなれないし、「下流」にはなりたくない、小市民の「私」(自分)です。