ジャージー・ボーイズ

 

ジャージー・ボーイズ(字幕版)

ジャージー・ボーイズ(字幕版)

 

 ジャージを履いた高校生が出てくる、『ウォーター・ボーイズ』みたいな青春映画と思って見たわけじゃないけど、当たらずとも遠からずといったところで、まさか、クリント・イーストウッドの映画とはとても思えない作品。

世の中につまらない映画はたくさんあるけれど、嫌いな映画監督というのは一人しかいなくて、それはイーストウッドなんだけど、この作品に関していえばイーストウッドらしくなくてとても楽しい映画だった。

たまたま、TSUTAYAで『グラン・トリノ』を借りてきている。「嫌いな監督」という烙印はいったん封じて、「嫌いな作品(「つまらない作品」という意味ではない)も撮るけどいい作品も撮る監督」ということにして、観ようと思う。