花とアリス
昔見たことがあったけど、覚えているのは、鈴木杏と蒼井優が主人公ということと、蒼井優が紙コップをトーシューズの代わりにしてバレーを踊るところだけ。今回、見直しても、いま言ったこと以外まったく思い出せなくて、ほとんど初めて観たのといっしょだった。
で、観ての感想だけど、いや、よかった。鈴木杏の体格って結構ゴツいんだと気付いたけど、鈴木杏の顔やしゃべり方が好きなので、プラスマイナスでいうと完全にプラスです。
少女時代のはかなさ、せつなさが胸に沁みるいい映画です。エロやグロを排除しても、それによって映画が「きれいごと」とか「うそっぽい」とか非難されることもなく、逆にハダカや暴力描写に惑わされることなく大事なことがストレートに伝わってきます。