本日、215話で完結。
絵的にもストーリー的にもエロ要素のないところが、物足りなさよりも清々しさを感じさせた。
絵的には、「ああ、こんな絵もアリなんだ」と気づかせられた。描き込んでもいないし、デッサン的にリアルでもないし、主人公は絵的に魅力的でない。でも、こういうのもアリなのだ。
ストーリー的にももどかしい。登場人物のほとんどがグズグズしていて、はっきりモノを言わないし、内面的なモノローグが多い。だけど、逆にそれが、大した考えもなく大声で喚く人が増えた現代社会の中で快い気分にさせてくれると言える。