ビデオ編集

こどもが二人、進学のために家を出たのが寂しかったから、というわけでもないが、こどもたちが小さかったころ撮ったビデオをハードディスクに落とし込むという作業をこのところの週末つづけている。最近のカメラならパソコンに取り込むのも簡単らしいが、家にあるのはHi8のカメラとminiDVDのカメラで撮ったテープで、miniDVDの方はまだしも、その前に使っていたHi8のテープはデジタルデータに変換するのがやっかいで、パソコンに入っているソフトをあれこれ試したり、画像が乱れるのでクリーニングテープを買おうとしたら近所のベスト電器に売ってなくてヨドバシカメラのネットショッピングで購入したり、そんだけやっても自力ではうまくやれそうにないので業者に頼んだらいくらかかるか調べたりとか、そんなこんなで結構時間がかかった末になんとかハードディスクに記録することができたのはうれしいことだった。

そして、でき上がりつつある映像を見ながら、「もっとどこかに連れて行ったり、一緒に遊んであげたりしたらよかった」と思ったのだが、よくよく考えてみると、一緒にどこかに行きたかったり一緒に遊びたかったのは、こどもたちじゃなくって自分の方だったのだと気づいた。