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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)


ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)


たしかに面白いが、6200万部も売れるほどかは分らない。まあ、売れ出したら、売れてることが理由でさらに売れるというパターンだったのだろう。
一番の面白さはリスベット・サランデルのキャラだろう。頭のイカレた若い女にしか見えないのに、実のところ超弩級のリサーチャーでありハッカーである。かなりマンガチックな設定ではあるが、この作品の成功は彼女の魅力に依るところが大きい。
不満な点は、ミカエルの節操のなさである。エリカ→セシリア→リスベット→エリカと、食い散らかす。そのときそのときの相手に対しては誠実と言えなくもないし、自分から他の女に移っていくミカエルに対し、エリカは寛容であり、セシリアは無関心である。そのため修羅場になることはない。可哀想なのはリスベットである。
ミステリとしてそれなりによくできているが、「ダビンチ・コード」と「羊たちの沈黙」を足して2で割ったのに8掛けしたくらいの感じがする。
とりあえず「ミレニアム2」を読む予定はない。