フーコーの振り子

フーコーの振り子〈上〉

フーコーの振り子〈上〉


書棚から取り出した本は1993年発刊の初版本(日本語訳本)で、当時、2,30ページで挫折したのを再挑戦したが、56ページ目でやはり挫折。
内容が難し過ぎて理解できないという自らの能力不足を嘆くより、たかが小説、もっと分りやすく書けないのかという不満のほうが大きい。不必要に詳細な情景描写をしたり、ついてこれる人だけついておいで、という感じで歴史上の人物や事件、専門的な用語や事象をくどいくらいに記述するこの小説、読むのがしんどいというより、はっきり言って面白くない。
ちなみに同じ著者が書いた『薔薇の名前』を原作とした映画は、もう最高に面白い。
薔薇の名前 The Name of the Rose [Blu-ray]

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