猛スピードで母は

猛スピードで母は (文春文庫)

猛スピードで母は (文春文庫)


サイドカーに犬」も「猛スピードで母は」もそれなりに面白いのだが、こんなものを10も20も読んだとしてどうなるんだろうという気がする作品たち。読むことが時間つぶしでしかない、というのは言い過ぎだが。
そして、解説の井坂洋子という人は知らない人なのだけど、文章が分かりづらい。「難しい」ではなくて「分かりづらい」。詩人だかなんだか知らないが、カッコつけすぎ文章である。