獅子頭(シーズトオ)
獅子唐(シシトウ)ではなく、今日が最終回の、楊逸作、朝日新聞連載小説。まだ本(book)になってはいない。
いやあ、おもしろかった。最後の章が「六年後」なのだが、「十年後」とか「二十年後」とか、要は決着(二順や雲紗や幸子にとっての)が着くまで書き切ってほしかった気はするが、作者がここで終わらせることを決めたのなら仕方ない。
朝日の連載小説と言えば、「悪人」がバカ売れしている。
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映画にもなった。
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が、200万部(単行本と文庫本、それも上下巻の合計だと思うが)も売れるほどの作品か?面白いか面白くないかと訊かれれば、面白いと答えるけれど、200万部は売れ過ぎ。20万部でよし。