わにとかげぎす

「わに」と「とかげ」と「ぎす」?「りす」の間違いじゃないか?でも、「りす」だとしても、動物みっつ並べてどんな意味?って思ってたら、「わにとかげぎす」でひとつの名だそう。

本田翼がかわいい。富沢みたいな何の取り柄もなく歳も離れた男をなぜか好きになる。同じように取り柄もなく年をくった我々は、もしかすると本田翼なみにかわいい女に好かれるかもしれないと、あり得ない妄想をしてしまう。有田哲平も予想外に演技がうまい。ときどきはカッコよくも見えてしまうほどだ。脇役もそれぞれいい味を出している。同僚である二人の警備員、ヤクザとその情婦、羽田さん(本田翼)の元カレらしいストーカー野郎、ヤクザから救うためにお金を出してやったホームレス。などなど。

ストーリーも展開が読めないし、飽きるところがない。こういうのをクールっていうんだろうな。

今年見たドラマの中では一等賞。

 

NEW SMAP

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昨日の新聞をわざわざ取り出したのは、今朝のネットニュースで元SMAPの3人がファンサイト「新しい地図」を開設した云々という記事を見て、そういや昨日の新聞に無駄にスペースを使ってる割りに意味の分からない広告が載ってたなと思いだしたからである。

あらためて見てみると、たしかに元SMAPに関係する広告だとは分かる(3人の名前がちっちゃく書いてあるから)が、昨日の時点では「新しい地図」がなんなのかは分からない。そういう広告に効果があると思えないが、わざわざ次の日に確認したくなった時点で効果が現れたということで、うまい仕掛けだと思う。

11人いる!

ウィキペディアで調べると、「11人いる!」は1975年に「別冊少女コミック」に連載されたとある。僕が読んだのはそれから数年後のことで、たしか文庫サイズのコミック本だった。その本はボクにとって宝物と言っていいくらいだったのだけど、たかがマンガ本くらいにしか思っていない母が人(たぶんボクの甥っ子)にあげてしまった。

そして、30年以上も前に読んだその作品を、無性に読みかえしたくなって、TSUTAYAで注文した。

やっぱり傑作だった。

昔感動した本を読み返しても、当時の感動の何分の1しか同じ気持ちになれないことがフツーなのに、「11人いる!」は半分くらいは感動の目盛りが振れた。(「半分かよっ?!」ってツッコミは要らない。)

桐生祥秀9秒98

日本人初の9秒台。

これがサニブラウンでもケンブリッジでも「日本人初」に変わりはないが、国籍ではなく民族あるいは人種に焦点を当てるとビミョーになってしまう。

例えばボルトが国籍変更して日本人になったとしたら、ボルトが「日本人初」になっていたわけだが、そう言われてもうれしさ半分(以下)だったろう。

私は別に「民族」や「人種」を優先しろと言いたいわけではない。サニブラウンケンブリッジも桐生と同じ程度には応援している。というか、同じ程度に私にはどうでもいい人たちである。

私が考えているのは、人が他人を応援するということの意味である。

心が叫びたがっているんだ(アニメ版)

青春映画って、観てて恥ずかしいし羨ましいしバカっぽいしで、滅多に見ないのだけど、アニメ版ならまだしも見れるかと思い、録画してたヤツを観たら、まあ泣けること泣けること。

いわゆる「泣ける映画」じゃないんだけど、初老の域に達したワタシには、登場人物が眩しすぎて泣けてしまうのだ。

だけど実写版は観ない。「羨ましさ」が勝ちすぎると分かっているから。

SMAP退社

香取慎吾草なぎ剛と、あと一人は名前が思い出せないけど、元SMAPの3人がきのうジャニーズ事務所を辞めたらしい。中居正広は残ったというのに批判や避難の声はない。それってちょっとどうですか?別に中居を避難する気はないけれど、木村を非難した人たちは今回なんで黙っているのだろう。いや、けっして彼らに中居を非難してほしいわけではないけれど、彼らの思考回路が分からなくて。

あ、稲垣吾郎

武井咲とTAKAHIRO結婚

どちらが得したのかとか、釣り合いがとれているのかとか、芸能人の結婚の時には不謹慎なことを大っぴらにしゃべれるのがいい。

今回は、どちらかと言えば、「武井咲がTAKAHIROと結婚した」報道の方が「TAKAHIROが武井咲と結婚した」報道より多い気がする。つまり、マスコミ的には(微差で)武井咲の方が売れていると考えているようだ。

たしかに、三代目J Soul Brothersに追い抜かれた感のあるEXILEより、「黒革の手帖」で注目されている武井咲の方がいまは格上である。

が、この結婚ではどちらも(営業的には)得しないような気がする。お二人が幸せになることに何の文句もないけれど、どちらの所属事務所も困っているんじゃないかな。余計なお世話だろうけど。

文七元結

六代目三遊亭圓生のベスト盤を借りて、実家への行き帰りの車中で聴くうちの、これが一番。

ただし、泣けそうで泣けないビミョーな語り。こっちは泣く準備ができているというのに、ギリギリのところで泣かせてくれない。惜しい。

HUNTER×HUNTER

大学生の息子が子どものころ、彼は、少ないお小遣いの中から毎週ジャンプを買っていて、父親のオレはタダで読ませてもらっていた。立場的にはオレの方がお金を出すべきかもしれないが、甘やかしたくなかったのだ。まあ、それはそれはそれとして、毎週必ず読まなかった(「読んだ」ではない)のは、「ワンピース」だった。それもまあどうでもいいことで、今日書こうとしているのは「HUNTER×HUNTER」である。

息子の買ったジャンプのたまたまいつかの回でむちゃくちゃ面白いエピソードがあったのだが、それがどんな内容かまったく思い出せず、ついでだからと第1巻から借りて読んでみた。だが、グレード・アイランド編を読み終えてもくだんのエピソードは出てこず、新たな話がエグくて読む気にならず、19巻でくじけてしまった。

ああ、なんだったのかなあ。